就職に必要な準備をリセルでしてみませんか？②

リセル新大阪

こんにちは、リセル新大阪内藤です😊

前回、就職に必要な準備として『職業準備性ピラミッド』をご紹介しましたが、
今回は第２回となります。→前回の内容はこちら

前回の内容としては、働く上で①健康管理、②生活リズム・日常生活に当てはまる土台が如何に必要か。また、事業所やプログラムを利用して身に付けていく方法などについて触れさせていただきました。

今回は残る3つの項目③対人技能、④基本的労働習慣、⑤職業適性・スキルの解説をさせて頂きます。

③対人技能

こちらに具体的に何が含まれるかというと、下記のような要素が含まれます。

・挨拶、返事、他者との日常会話、やりとりが出来る。
・不明点をそのままにしない。質問が出来て解決できる。
・感情コントロールが出来る。
・アイコンタクト、相手の表情・身振り・手振りから読み取る事が出来る。
・苦手な人とも最低限コミュニケーションをとる距離感。

などが含まれます。

ピラミッドの中心になる部分という事で、非常に難しい内容になっています。
対人技能は文字の通り、相手あっての内容となります。一人で行う仕事も確かに無くはないのですが、多くは社内の上司、同僚。会議やミーティングに参加すれば他部署（グループ）の社員とも話す機会があるかもしれません。また接客、対人業では当然お客様とも関わります。

特にここで重要とされているのは、『感情をコントロール出来て相手と接する事が出来るか』と言われています。
イライラして相手に感情をぶつけたり、上手く話せなかった、コミュニケーションがとれていないのではないかと考え込んでしまい、メンタル不調に繋がるケースも多くあります。その点からもコミュニケーションが課題と感じている方もおられます。
人によって色々な考え方がある事を理解したり、視点を広げたり、柔軟さを持たせるトレーニングをしていく事が求められます。

④基本的労働習慣

『習慣』という表現から、出来ていて当たり前、決まりきった内容と考えるのではなく、
今の自分に必要な要素はどの部分か、何が足りていないかと視点を変えて考えていきましょう。

・職場のルール、就業規則を守ることが出来る。
・報告・連絡・相談が出来る。
・場に応じた適切な身だしなみ、言葉遣いが出来る。
・時間を守れる。遅刻、欠席時に必ず連絡が取れる。
・勤務中は業務に集中出来ている。

といった内容が含まれています。

今までの内容に近いようで『就労』『仕事』といった表現が増えてきましたね。
ここでは『基本的なビジネスマナーを身に付けていることと時間管理』が大きなポイントとなり、
身に付けた上で実際に行動できているか？という事も考えなくてはなりません。
就労時だけではなく、その前段階である就職活動でも活かせる内容となっています。