エール近鉄八尾西口のお知らせ・ブログ
就職先の業種: 電気炉・電熱装置製造業
職種: 事務補助
年齢・性別: 23歳・女性
利用期間: 2年間
利用事業所: エール近鉄八尾西口
「勉強が苦手だけど、就職できるのかな」
「働きたい気持ちはあるけれど、自分に何ができるかわからない」
「新しいことを始めるのは不安……」
そんな思いを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、**大阪・八尾市の就労移行支援事業所「エール近鉄八尾西口」**を2年間利用し、製造業の事務補助として就職が決まったK・Sさん(23歳・女性)です。
K・Sさんは、もともと学習があまり好きではなく、利用を始めた頃は「何からやっていいのかわからない」という不安がありました。
それでも、好きなパソコンの学習をきっかけに、少しずつできることを増やしていきました。
最初は指1本で行っていたタイピングも、今では両手を使って入力できるように。
時間を意識して行動することや、遅刻・欠席の連絡をすることなど、働くうえで大切な習慣も身につけていきました。
「学習は嫌いだし、難しかったけど、練習して私にもできることがあったのがうれしかった」
そう話すK・Sさんに、就職までの2年間を振り返っていただきました。

就労継続支援B型から、一般企業への就職を目指して
――エール西口を利用する前は、どのような生活をしていましたか?
「支援学校を卒業してから、就労継続支援B型の作業所に月曜日から金曜日まで通っていました」
K・Sさんは、支援学校を卒業したあと、就労継続支援B型事業所に通っていました。
そこから、一般企業への就職を目指して、就労移行支援を利用することになりました。
――就職したいと思ったきっかけは何でしたか?
「以前から働かなければならないと思っていました。お金を稼いで、趣味に使いたいと思ったからです」
「働いてお金を稼ぎたい」「好きなことにお金を使いたい」
そんな身近な目標も、就職を目指す大切なきっかけになります。
「パソコンに触れるなら通ってみたい」利用を決めたきっかけ
――エール近鉄八尾西口を知ったきっかけを教えてください。
「相談支援の方から紹介してもらいました。就労移行支援のことはぼんやりとしか理解していなかったけど、パソコンの資格が取れたり、パソコンを触れたりすると聞いたので、通ってみたいと思いました」
最初から就労移行支援の仕組みを詳しく知っていたわけではありません。
それでも、「パソコンを使ってみたい」という興味が、利用を始めるきっかけになりました。
通所は最初から週5日。
月曜日から金曜日まで通い、興味のあるイベントにも参加していました。
「何からやっていいかわからない」最初は不安もあった
――利用を始めた頃、不安だったことはありましたか?
「何もわからなかったので、何からやっていいのか不安でした。学習が嫌いなので、それも不安でした」
新しい環境で、慣れない学習に取り組むこと。
K・Sさんにとって、最初から簡単なことではありませんでした。
もともと学校に通っていた頃は、登校を面倒に感じることもあったそうです。
そこでK・Sさんは、通うことへの考え方を少し変えてみました。
「誰かと話をするために通おう」
学習だけを目的にするのではなく、人と話すことを楽しみにして通う。
そんな自分なりの工夫をしながら、通所を続けていきました。
就労移行支援では、最初から何でもできる必要はありません。
自分が取り組みやすいことや、通う楽しみを見つけることも、継続するための大切な一歩です。
好きなパソコンをきっかけに、少しずつ集中できるように
――エール西口では、どのような訓練に取り組みましたか?
「Word、Excel、PowerPointなどのパソコン学習や、いろいろなセミナーに参加しました」
K・Sさんが特に興味を持って取り組んだのが、パソコンの学習でした。
――通所を続ける中で、自分が変わったと感じることはありますか?
「これまでは、うろうろ歩き回ることが多かったけど、集中して学習に取り組めるようになりました。パソコンが好きなので」
以前は、じっと座って学習することが苦手だったK・Sさん。
それでも、好きなパソコンを使った訓練では、少しずつ集中して取り組めるようになりました。
苦手なことを無理に克服しようとするだけではなく、好きなことや興味のあることをきっかけに、できることを増やしていく。
K・Sさんの成長からは、そんな大切さが伝わってきます。
指1本のタイピングから、両手での入力へ
――訓練の中で、できるようになったことを教えてください。
「最初はタイピングを指1本でやっていましたが、両手でホームポジションを意識してできるようになりました」
パソコンを使い始めた頃は、指1本で文字を入力していたK・Sさん。
繰り返し練習する中で、両手を使い、ホームポジションを意識したタイピングができるようになりました。
また、パソコン学習だけでなく、作業トレーニングにも取り組みました。
「作業トレーニングで、いろいろな細かい作業を経験できてよかったです」
さまざまな作業を経験することも、自分にできることや得意なことを知る機会になりました。
2年間で4つの資格を取得!
K・Sさんは、日々のパソコン学習を通して資格取得にも取り組みました。
取得した資格は、次の4つです。
- 文書デザイン検定 1級
- 文章入力スピード認定試験 3級
- 表計算検定 4級
- プレゼンテーション検定 3級
最初は学習に苦手意識があったK・Sさんですが、練習を積み重ね、複数の資格を取得することができました。
「難しかったけど、練習したらできた」
そんな経験の積み重ねが、自分の可能性を知るきっかけになったのではないでしょうか。
時間を意識して行動することも、大きな成長に
K・Sさんが成長を感じているのは、パソコンスキルだけではありません。
日常生活の中でも、大きな変化がありました。
――ほかにも、できるようになったことはありますか?
「今までは時間をあまり気にしていなかったし、時計も読めなかったけど、最低限の時間の管理ができるようになりました」
以前は、時間を意識して行動することが苦手だったそうです。
しかし、通所を続ける中で、少しずつ時間を意識するようになりました。
バスに乗るために、家を早めに出る。
タブレットの時計を見て、時間を確認する。
いつもと同じ電車に乗れるように行動する。
こうした毎日の積み重ねによって、時間を意識した生活ができるようになりました。
また、遅刻や欠席をするときに、事業所へ連絡することも身につきました。
「連絡をしなければならないことを学習しました」
働くうえでは、仕事のスキルだけでなく、時間を守ることや必要な連絡をすることも大切です。
K・Sさんは、日々の通所を通して、そうした基本的な習慣も少しずつ身につけていきました。
初めての企業実習。「会社ってこういう感じなんだ」
就職に向けて、K・Sさんは企業実習にも参加しました。
実習先では、事務の仕事としてデータ入力を経験。
1日2時間の実習でした。
――実際に企業で実習してみて、どうでしたか?
「実体験ができてよかったです。会社ってこういう感じなんだと思いました」
実際の職場に行き、仕事を経験することで、企業で働くことを具体的にイメージする機会になりました。
就職を目指していても、実際の職場がどのようなところなのか、わからないことはたくさんあります。
企業実習は、仕事の内容や職場の雰囲気を知るための貴重な経験になります。
面接練習は「つらかった」。それでも何度も挑戦
K・Sさんの就職活動は、担当スタッフからの求人提案をきっかけに進みました。
ご家族にも相談し、ハローワークで紹介状を受け取って応募。
しかし、就職活動は初めてのことばかりでした。
――就職先が決まるまでに、大変だったことはありましたか?
「全部初めてのことばかりで、わからなかったので、支援員と一緒に行いました」
特に大変だったのが、面接練習です。
「面接練習がつらかったし、緊張しました。うまくできなかったです。何度も何度も練習しました」
最初から上手に受け答えができたわけではありません。
緊張したり、思うように話せなかったり。
それでも、スタッフと一緒に何度も練習を重ねました。
面接が苦手だから、就職できないわけではありません。
苦手なことがあっても、一人で抱え込まず、支援員と一緒に準備を進めていくことができます。
そうした取り組みを経て、K・Sさんは製造業の事務補助として就職が決まりました。
「私にもできることがあった」2年間で感じた成長
――エール近鉄八尾西口で、特に印象に残っていることを教えてください。
「学習は嫌いだし、難しかったけど、練習して私にもできることがあったことがうれしかったです」
この言葉が、K・Sさんの2年間をよく表しているように感じます。
最初は、何から始めればいいかわからなかった。
学習も好きではなかった。
それでも、パソコンに興味を持ち、少しずつ練習を重ねました。
指1本だったタイピングが、両手でできるようになった。
集中して学習に取り組めるようになった。
時間を意識して行動できるようになった。
資格を取得できた。
そして、企業への就職が決まった。
一つひとつの変化は小さく感じるかもしれません。
しかし、その積み重ねが、K・Sさんにとって大きな成長につながりました。
「しっかり働いて、お金を稼ぎたい!」
――これから始まる仕事への意気込みを聞かせてください。
「しっかり働いてお金を稼ぎたいです。そして、いろいろなことにお金を使いたいです」
就職を目指すきっかけだった「働いてお金を稼ぎ、趣味に使いたい」という思い。
その目標に向かって、いよいよ新しい一歩を踏み出します。
仕事をすることは、収入を得るだけではなく、自分のやりたいことや楽しみを広げることにもつながります。
K・Sさんがこれから新しい職場で経験を重ね、自分らしく働いていけることを願っています。
これから就職を目指す方へ
最後に、今「働きたいけれど不安」と感じている方へ、メッセージをいただきました。
「人それぞれの事情はあると思うけど、無理なくマイペースで行動したらいい。ゆっくりペースで、自分の目標を立ててほしいです」
周りの人と同じペースで進む必要はありません。
自分にできることから、一つずつ取り組んでいく。
K・Sさんの言葉には、実際に2年間をかけて成長してきたからこその思いが込められています。
「自分にもできるかな」と不安を感じている方へ
K・Sさんは、エール近鉄八尾西口を利用した2年間で、パソコン学習や資格取得、作業トレーニング、企業実習、面接練習など、さまざまな経験を重ねてきました。
最初から何でもできたわけではありません。
学習が苦手だったり、時間の管理が難しかったり、面接練習で緊張したり。
それでも、自分の好きなことを見つけ、できることを一つずつ増やしながら、一般企業への就職を実現しました。
「勉強が苦手だから、自分には難しいかもしれない」
「パソコンを使ったことがあまりない」
「生活リズムや時間の管理に自信がない」
「就職活動を一人で進めるのが不安」
そんな方もいらっしゃると思います。
最初からすべてができる必要はありません。
まずは、自分の興味があることや、できそうなことから始めてみるのも一つの方法です。
エール近鉄八尾西口では、一人ひとりの状況や目標に合わせて、パソコン学習や資格取得、ビジネスマナー、作業トレーニング、就職活動など、働くための準備をサポートしています。
また、就労継続支援B型などを利用していて、これから一般企業への就職を目指したいと考えている方も、ぜひご相談ください。
八尾市・近鉄八尾駅周辺で就労移行支援事業所を探している方、働きたいけれど何から始めればいいかわからない方は、まずは見学・相談から始めてみませんか?
「自分にもできることがあるか知りたい」
「まだ就職できる自信はないけれど、話を聞いてみたい」
そんな段階でも大丈夫です。
あなたのペースで、働くための一歩を一緒に考えていきましょう。
エール近鉄八尾西口への見学・ご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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