布施のお知らせ・ブログ
「働きたいけれど、就職活動に踏み出す自信がない」
「以前働いていたとき、困ったことを一人で抱え込んでしまっていた」
「ブランクもあるし、もう一度働けるか不安……」
そんな悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、**東大阪・布施の就労移行支援事業所「リセル布施」**を1年9か月利用し、学校・教育機関で一般事務として就職することが決まったK・Mさん(49歳)です。
最初は週3日、午前中だけの通所からスタート。
少しずつ通所時間を延ばしながら、パソコン訓練や資格取得、セミナーなどに取り組み、最終的には週5日・終日で訓練できるようになりました。
そんなK・Mさんが、リセルで身につけたことの中でも特に大きかったと話すのが、**「人に相談すること」**です。
一人で抱え込まず、誰かに相談する。
その経験は就職活動を支えただけでなく、「これから働き続けるためにも大切にしたいこと」へと変わっていきました。
K・Mさんに、就職までの1年9か月を振り返っていただきました。

複数の就労移行支援事業所を見学してリセル布施へ
――リセル布施に通おうと思ったきっかけを教えてください。
何社か見学しました。大阪市内の事業所にも見学に行きましたが、通い続けることを考えると、やはり近いところのほうがいいと思いました。
リセルに魅力を感じたのは、みんなが一斉に同じ訓練をするのではなく、自分のペースで、自分に合った内容の訓練ができるところです。
それが自分には合っていると思いました。
週3日の午前中から、週5日・終日の通所へ
――最初は週何日から通い始めましたか?
最初は週3日、午前中だけから始めました。
3か月ほど経ってから午後も訓練するようになって、最後のほうは週5日、終日で訓練できるようになりました。
最初から週5日、一日を通して訓練していたわけではありません。
自分の状態に合わせて少しずつ時間を延ばし、就職に向けた生活リズムを整えていきました。
パソコン訓練や資格取得に挑戦
――リセルでは、どのような訓練に取り組みましたか?
主にパソコン訓練です。
最初はピアカウンセラーの資格の勉強をして、その後、パソコン資格にも興味を持つようになりました。
MOS Excelを取得するために時間をかけて勉強しました。
通所時間が増えてからは、午後のセミナーにも参加できるようになりました。
Excelの後にはWordやExcel Expertにも挑戦しました。
文章入力スピードの練習も並行して行い、準2級を取得しました。
そのほか、データ入力や郵便物の仕分け、ビーズの糸通しなどの作業訓練にも取り組みました。
MOSなど5つの資格を取得
K・Mさんはリセル布施の利用期間中、さまざまな資格を取得しました。
- MOS Excel
- MOS Word
- MOS Excel Expert
- ピアカウンセラー
- 文章入力スピード検定 準2級
一つひとつの資格取得を通じて、就職に向けてできることを増やしていきました。
しかし、K・Mさんが「就職につながった大きな要因」と話すのは、資格やパソコンスキルだけではありません。
「相談すること」ができるようになった
――リセルで学んだことで、特に役立ったことはありますか?
今までは「報告・連絡・相談」の中でも、特に「相談」ができていませんでした。
これまで働いてきた中でも、できていないことが多かったと思います。
リセルで相談することの大切さを学びました。
それが今回、就職できた大きな要因だと思っています。
働くためには家族の協力も必要だということも、ここで学びました。
リセルで相談する経験が、家庭で相談するときに生きることもありました。
相談できる人を増やしてもらったことが、とても大きかったと思います。
「一人で抱える」から「対話して解決する」へ
以前のK・Mさんは、悩みや困ったことがあっても、自分一人で抱え込んでしまうことが多かったといいます。
リセルでは、スタッフとの面談を重ねました。
弱音を吐くこともありました。
そんなときも、ただ話を聞いてもらうだけではなく、ときには「それは違うんじゃない?」と客観的な視点からアドバイスをもらうこともありました。
話していくうちに問題が整理され、解決につながることもありました。
その経験を通して、
「対話することで解決できることもある」
と感じるようになりました。
「次の職場でも、自分一人で抱え込むのではなく、いろいろな人に相談できたらと思います」
K・Mさんはそう話します。
実習経験がないことが、就職活動への不安に
K・Mさんは、リセルの利用期間中に職場実習を経験していません。
職場体験につながる機会に参加したものの、実習には至らなかったこともありました。
そのことが、就職活動を始めるうえでの不安の一つになっていました。
――今回の就職活動を始めるまで、どんな気持ちでしたか?
訓練中にも「就職活動をしたい」と思うことはありました。
でも、実習をしたことがないという不安もあって、なかなか就職活動に踏み出せませんでした。
そんな中、今回の求人は自分にとって身近に感じられる学校・教育機関だったこともあり、「やってみよう」と思いました。
一人では難しかった就職活動。スタッフと二人三脚で準備
今回の応募の前には、別の企業で書類選考に通らなかった経験もありました。
それでも再び就職活動に挑戦。
面接で聞かれそうな質問を一つひとつ整理し、自分の得意なこと・不得意なこともまとめました。
「自分一人では難しかったと思います。スタッフと二人三脚だったからこそ取り組めました」
とK・Mさん。
応募するだけではなく、自分自身について整理し、それを面接でどう伝えるかまでスタッフと一緒に考えながら準備を進めました。
結果を待つ時間。「また一からだったら」と不安に
――就職先が決まるまでに、つらかったことはありましたか?
書類選考の期間が長かったことです。
同時並行でほかのところを受けることもできなかったので、「これだけ時間をかけて不採用だったら、また一からか」と思うと不安が強かったです。
収入がない状態が続いていたこともつらかったですし、リセルの利用期限が近づいていることも焦りにつながりました。
「これがダメだったら、別の形で早く就職したほうがいいのでは」と考えることもありました。
それでも、焦って決めるのではなく、粘り強く選考に向き合いました。
そして、その結果――。
学校・教育機関での一般事務として採用が決まりました。
「焦らず、粘り強く取り組めたからこそ、今回の就職につながったと思うので、よかったです」
楽しかった「リセル祭り」も訓練を頑張る力に
――リセルで印象に残っていることはありますか?
リセル祭りです。
活気があって、食べ物もいろいろ準備してもらって、すごく楽しかったです。
いろいろなイベントのアイデアが考えられているなと思いました。
イベントが楽しいから、日々の訓練も頑張れました。
就職に向けた訓練だけではなく、こうしたイベントもK・Mさんにとって1年9か月の大切な思い出になりました。
新しい職場でも、一人で抱え込まない
――勤務開始に向けて、意気込みを聞かせてください。
リセルから今回の就職先に就職するのは初めてと聞いているので、頑張りたいと思います。
スタッフからは「プレッシャーに感じすぎず、気張りすぎないでくださいね(笑)」との声も。
リセルで身につけた「相談すること」を大切にしながら、新しい職場での生活が始まります。
悩みや不安も、次に進むための力に
最後に、これから就職を目指す方へメッセージをいただきました。
K・Mさんには、迷いや悩みを前に進む力へ変えていく、という意味の好きな言葉があるそうです。
そして、リセルで過ごした1年9か月を振り返り、こう話してくれました。
「リセルに来て、マイナスだと思っていたことをプラスに変えてもらったことがたくさんあります。皆さんにも、悩んでいることやしんどいことを、一人で抱え込まずに相談してほしいです。それが次に進む力になることもあると思います」
「相談できること」も、働くための大切な力
K・Mさんのスタートは、週3日・午前中だけの通所でした。
そこから少しずつ訓練時間を増やし、
週3日・午前のみ → 午後の訓練やセミナーへ参加 → 週5日・終日通所 → 就職
へとつながりました。
パソコンスキルを身につけ、さまざまな資格も取得しました。
しかし、今回のお話で特に印象的なのは、K・Mさんが身につけた**「相談する力」**です。
働いていると、わからないことや困ったこと、思うようにいかないことが出てくることもあります。
そんなとき、一人ですべてを抱え込むのではなく、周囲に相談する。
自分の状況を伝え、一緒に解決方法を考える。
それも、長く働いていくための大切な力の一つです。
「もう一度働きたいけれど、自信がない」
「一人で就職活動をするのが不安」
「困ったとき、人に相談することが苦手」
「最初から週5日通えるかわからない」
そんな不安を感じている方もいらっしゃると思います。
リセル布施では、一人ひとりの状況や目標に合わせながら、就職に向けた訓練や資格取得、応募書類・面接対策などをサポートしています。
東大阪・布施周辺で就労移行支援事業所を探している方、もう一度働くことに不安を感じている方は、まずは見学・相談から始めてみませんか?
「まだ利用するか決めていない」という段階でも大丈夫です。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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