リセル新大阪のお知らせ・ブログ
こんにちは、リセル新大阪の内藤です
今回はタイトルの通り、「自己理解」について触れさせていただきます。
こちらの記事で「就労準備性ピラミッド」について取り上げましたが、
「自己理解」は一番下の土台部分にも含まれる要素のひとつで、
「〇〇さんはいったいどんな方なのか」
「どんな仕事が得意・苦手だろうか」
「長く安心して働いてもらう為には何を配慮をすればよいのか」など
企業にあなたを知ってもらう為に必要な内容となってきます。
自己理解とは

自己理解は自分の個性について知るだけではなく、自分と環境の関係、自分の置かれた環境との
関係における自分を知ることです。家庭・学校・企業・組織・地域社会の中で自分はどんな人間か
知ることでもあります。(厚生労働省:ワークシートより抜粋)
自己理解は「いくつかの手段により自分の気質、性格、ある種のタイプ、価値観、考え方態度・行動などを深く知り、それを自分自身が納得して受け止めている状態のこと」(内閣府:ユースアドバイザー養成プログラムより抜粋)
まとめると、自分を如何に掘り下げて理解できているか。ということです。
これは就職活動時に確認される事のある長所・短所、学生の頃の経験、前職実績なども
含まれ、他者にどう伝えるかという部分も含まれます。
自己理解を深める方法
「自己分析」という言葉を聞いたことがある方は多いかもしれません。
自分自身の思考やこれまでの経験・実績を整理して「今後ありたい姿」や「強み」を理解して
目標を明確にしていく方法です。

自己分析の方法は数多くあるのですが、今回は代表的な方法を3つご紹介します。
①自問自答をする
自分自身に質問をして答えていく方法です。
回答をまとめておく事で自分自身を深く知れるだけではなく、
新しい発見があったり、面接などの自己紹介時にはスムーズに答える事にも繋がってきます。
例えば、
Q:自分の性格は?
Q:好きなもの、嫌いなものは?
Q:得意な事、不得意な事は?
Q:長所は?短所は?
といった簡単な質問からはじめ、
Q:これまでの人間関係はどのようなものですか
Q:好きな○○(食べ物、動物、スポーツ…)
Q:何をしている時が一番楽しい?
Q:今までで一番頑張った事は?
…というように枝分かれをするように
細かな質問に分けていきます。
その後、回答に“なぜ”と理由付けを数回繰り返したり、時系列に分けていくことで
更に深堀りが行えるという流れになります。
②自分史を作る
人生を振り返り、子供の頃から現在の出来事を年表のように書き出すことで、
自分の考え方や感情の変化、価値観の変化や行動のパターンを整理していく方法です。
整理していく事で客観的に自分を見直すことが可能です。
※シンプルなものになりますが下の画像のような表を用いる事が多いです。

③Will・Can・Mustを使用する
Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(すべきこと)の
3つの項目に分けて内容を洗い出し、自己分析を行う方法です。
各項目は以下のように考えていきます。
◇Will(やりたいこと)
「目標」をたてていく上で自分の欲求や興味のある部分を挙げていく項目になります。
過去の自分を振り返り経験・実績から何に充実感を得てきたのか、今の自分が本当にしたいことを書き出します。この部分をはっきりとさせる為にはCan・Mustと照らし合わせる必要があります。
◇Can(できること)
自分自身が持っているスキルや経験、知識を指す項目になります。
Will(やりたいこと)だけを挙げるのではなく、現実的な目標に繋げる為には、今の自分が
何が出来て、出来ないのかを過去の経験や実績から振り返る事が重要です。
◇Must(すべきこと)
自分の果たすべき事や企業側が期待しているであろう役割を思考していく項目です。
組織目標から見た視点で、自分に求められている役割や責任を中心に考えていくのが基本となります。Willでは目標や理想、Canで出来る事を挙げた上で、Mustでは企業が求める項目、自分のすべきことの抽出を行います。

上(右)のような表に内容の書き出しを行い、左の円のように重なる部分を探します。
WillとCan 「やりたい事と出来る事が重なっているより理想に近い内容」
WillとMust 「自分と企業の目標が重なるモチベーションを保ちやすい」
CanとMust 「自分が出来る事が企業の求める人物像と一致している」
3つの円が丁度重なる内容があれば、自分にとって良い条件となる為、
目標としている理想と自分のスキルや企業の求めるスキルが剥離しないように
普段あなたを見ている方や他の方の意見を聞いてみるのも良いと思います。

まとめ
今回は「自己理解」についてでした。
障がいや特性を相手(企業)に知ってもらう為には、
まず自分自身を知らなくては相手にも伝えるのは困難です。
自分を知っている“つもり”で面接などで伝えてしまう事で、
企業側から見れば違った(一致していない)というケースも勿論あります。
最悪は早期退職にも繋がってしまいます。
就職を意識された際、事前にしっかりと自己分析を行っておくことで
応募書類や面接対策、実際の勤務時と必ず良いスタートを切ることが出来ます。
今回ご紹介した3つの方法に取り組んでみたいがわかりにくい。
他の方法で試してみたがわかりにくい表現がある。
スタッフから見た意見が欲しい。
など
是非リセル新大阪にサポートさせてください

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