こんにちは！リセル布施スタッフの村上です😊

今月から、リセル布施を卒業して新たな門出を迎えた方がいらっしゃいます。

Aさん（仮名）は、ご本人も担当スタッフも全く予想していなかった、利用開始からたった3か月半という短期間で就職を決めることができました🎉

元々Ａさんは、急いで就職するつもりはありませんでした。たまたまある企業の職場見学の話があったため、私は軽いウォーミングアップのつもりで声をかけました。Ａさんは、もちろんまだ就職する気はなかったので、最初はそれを断ったのです💦

しかしその後、「とりあえず見るだけ」という気になって見学しに行ったところ、なんと「そこで働きたい」という思いが芽生え、応募することになったのです。

まさにトントン拍子という言葉がピッタリですが😊、その理由として、私は2つの成功ポイントがあったと思っています。

ポイント①　自己理解😄

Ａさんは、専門職の国家資格を持っているため、今まではそれを生かしたお仕事をされていました。しかし資格の特性上、社歴が浅いにも関わらず人を管理するという役割を任されていました。自分よりはるかに年上の従業員に指導するのが苦手で、中間管理職として上下関係の板挟みになることも多く、悩み事を相談する人もいなかったのがとても辛かったそうです。

国家資格を生かすとなると、人を管理するという立場は避けられないことから、次に就職するときは、資格とは全く関係のない仕事がしたいと最初からおっしゃっていました。

そして今回決まった会社は、配慮のある障害者雇用というだけでなく、専任の支援者の方が常駐しているという恵まれた環境のため、何かあれば相談し、「守ってもらえる」と思ったことが応募の決め手だったといいます。

せっかくの国家資格が生かせないなんて、もったいないのでは？？と誰もが思うはずですよね（私も最初に確認しましたし、企業の面接でも何度も念押しされました💦）。

でも、Ａさんにとっては、そこにこだわるとまた同じことを繰り返してしまうと冷静に判断し、資格よりも自分が安心して働きやすい仕事・環境を優先されたのですね😊

ポイント②　変わること🎵

Ａさんは、リセル布施を利用する前は1年以上引きこもっていたため、最初は週2回、2時間ほどの通所から始めました。その頃は常に緊張した面持ちで、話しかけても口数も少なめでした。

でも、1か月過ぎた頃から徐々に表情が柔らかくなっていき、目に見えて変わっていくのが分かりました✨

通所日数や滞在時間が増えていき、周りの利用者さま達とも自然に会話をするようになり、興味のある事業所プログラムにも色々と参加されるようになりました。

日数・時間の増加やプログラム参加についてはスタッフが提案することが多いのですが、Ａさんの場合はご自身からのお申し出によるものでした。定期的に外に出て、学習したり人とコミュニケーションを取るという社会的な生活を取り戻し、自分に自信がついたのだと思います。それが「もう少しやってみよう」「あれもやってみよう」という自発的な行動につながったのでしょうね。

そして最終的には、「思っていたより早いけど、働いてみようかな」「今の自分ならまた働けるかも」という流れになったのではないでしょうか✨✨

Aさんからのメッセージ🍀

最後に、Ａさんに書いていただいたアンケートのメッセージ（抜粋）をご紹介します😊

☆リセル布施に来てよかったこと

生活リズムが整いました。1年程引きこもっていましたが、リセル布施に通所することで外に出るという行動ができ、朝ご飯を食べ、身だしなみを整え、人と接する機会が生まれました。他の利用者さんとも交流することによって、人と接することにも少しずつ自信がつきました。今までは自分の不安や悩みをなかなか話すことができませんでしたが、支援員さんに不安に思っていることを話せるようになりました。

☆リセル布施に来て変わったと思うこと

不安に思っていることを我慢せずに話せるようになりました。興味のあるセミナーやイベントに参加することができました。社会と関わりたいと思えるようになりました。人と関わることに少し積極的になれました。

☆リセル布施で頑張ったこと

セミナーに積極的に参加できたと思います。イベント会議でこうした方が良いと思ったことは発言しました。気になったことがあったら挑戦してみようと思うことができました。

☆後に続く利用者さんに一言

初めは不安なことが多いですが、自分のペースで少しずつ前に進んでいければ、前よりも自分に自信がついていくと思います。

生き生きと働きたいあなたを、私たちがサポートいたします🤗

就労移行支援事業所　リセル布施

TEL：06-6736-5850

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