みなさんこんにちは、リセル布施の榎本です🐧

いつの間にやら11月です。

あっという間に年末を迎えそうですね。

年末と言えば年賀状の準備や大掃除など、

期限付きのタスクが増えますよね。

めんどくさくて先延ばししたい気持ち

すごーーーくよくわかります。

みなさんが新年を気持ちよく迎えられるよう

今回は、発達障害の特性でよく挙げられる

「先延ばし」に焦点を当ててみます。

先延ばしぐせ

やるべきことがわかっていてもなかなか手をつけられない、

期限直前になって慌ててしまう――

そんな経験がある方も多いのではないでしょうか？

ADHDの特性を持つ方にとって、

これは単なる「怠け」や「やる気の問題」ではなく、

脳の働きに関係する実行機能の課題から来るものです。

少しずつ説明をしていきすね。

実行機能

実行機能は、脳の前頭前野で行われる重要な働きのひとつで、以下のようなスキルを指します。

　・計画を立てる

　・優先順位をつける

　・注意を切り替える

　・タスクを完了する

　・衝動をコントロールする

ADHDの特性を持つ方は、この実行機能がスムーズに働かないことが多く、それが先延ばしの原因になりがちです。

「特性だったら仕方ないよね～」というわけではありません。工夫や訓練で改善されることもあります。

先延ばしを減らす工夫

1. 小さなステップに分ける

大きな目標やタスクは、小さなステップに分解しましょう。「1ページ書く」「5分だけ取りかかる」といった短時間で終わる行動にすると、始めやすくなります。

2. 視覚化する

タスクを書き出し、目に見える形で整理すると、頭の中がスッキリします。カレンダーや付箋、タスク管理アプリを活用するのもおすすめです。

3. タイマーを活用する

25分作業＋5分休憩といったサイクルで取り組むと集中力が続きやすくなります。

4. 最初の一歩を「儀式化」する

取りかかる前にいつも行う習慣を決めておくとスムーズに始められます。たとえば、「コーヒーを入れて机に座る」「深呼吸を3回する」など。

5. 環境を整える

気が散りやすい環境では集中が難しいものです。スマホを別室に置く、作業スペースをシンプルにするなど、やりやすい環境を作りましょう。

実行機能を鍛える方法

・ワーキングメモリを刺激する活動を取り入れる

・ 体を動かす

・ 習慣を増やす

などなど…様々ありますが、具体的な方法は

利用者さんお一人ずつに合った方法を一緒に探していくので

安心して下さいね😌

先延ばしを完全になくすのは難しいかもしれませんが、

適切な方法を取り入れることで負担を軽減し、

行動に移しやすくなります。

ADHDの特性は工夫次第で強みに変えることもできます。

一人で悩まず、支援を活用しながら、

少しずつできることを増やしていきましょう！

当事業所では、個別相談も行っています。

気になる方はぜひご相談くださいね！

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