こんにちは❗

リセル布施の白井です🐣

超不定期更新！スタッフ白井のまとまりのない雑念を書きしるすコーナー第２弾～

こんなブログもあっていいじゃん！

そんな内容ですので、お手柔らかに🙇‍♂️

かれこれ2年半

早いもので私がこの福祉の世界に飛び込んで２年半過ぎました。

人と向き合うこのお仕事は、思っていた以上に私にしっくりきていて

改めて「実際やってみないと分からへんもんやなあ」と感じています。

思えば3年程前、音楽で飯を食っていくんだと息巻いていた自分（ドラマーでした）ですが、

コロナ禍と家族のトラブルで、バンドを続けれなくなった時人生に絶望していました。

世相的にも音楽業界への風当たりも強く、

「自分は世間から必要とされていない」なんなら「邪魔なのでは」とまで思うようになり、

バンドやドラム、音楽を失った自分は、そこに存在する自信も失っていました。

そんな時縁があり、この就労移行支援のお仕事に出会いました。

「実の兄ですら思うように支えられない自分が、人様に何ができるんだろう？」

疑問符は消えませんでしたが、自分に残っていたのはこれまで精神疾患を抱えた家族と向き合ってきた経験だけでした。

「とりあえずやってみよう。知識はないけれど誰かの力になれるかもしれない」そういう気持ちで福祉の世界に飛び込みました。

自分の居場所

そうして2年半。とても短いこの時間で多くの方々と関わらせていただきました。

自分の出来る限りの想像力を使って、目の前にいる”この人”の力になれるように一生懸命支援させていただきました。

最初は自分が幸せになるなんて想像も出来ないくらい疲れ切った方が、

いつしか自分の力で立ち上がり前に進む姿は、エネルギーに満ち溢れていて、

側で見ていた私自身とても勇気づけられていました。

そうして支援する内にあることに気がつきました。

「自分はここに居て良いんだ」

利用者さんを支援していたつもりでしたが、一番救われていたのは自分自身だったんです。

仕事が人生の全てでは絶対にないですが、仕事を通して誰かの役に立つことが出来て、

誰かに必要とされるなら、それは自分がそこに居て良いと思える十分過ぎる理由になると思います。（本当は理由なんかなくても居ても良いのですが）

そうした実感を持つのに「お仕事」は手っ取り早い方法の一つなのかもしれません。

少なくとも私自身はこの就労移行支援のお仕事でそう実感することが出来ました。

私の居場所を教えてくれたのは他ならない利用者さんです。

感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。

優しくありたい

就労移行支援の中で利用者さんと関われるのはたった2〜3年で、

支援員は、家族でもなく友達でもないので、ずっとは関われないのです。

だから「その場しのぎの優しさじゃなくて、本当の優しさってなんだろう？」そう自問自答しながら

利用者さんや相談に来られた方々と真剣に向き合って、時には厳しいこと、耳が痛いことをお話しすることもありました。

自分の中でまだまだ”本当の優しさ”は見つかっていません。

多分ずっと悩み続けることだと思います。

そしてこんなことをあーだこーだ考える時に私は必ずGEZANの「DNA」という曲を聴きます。

パッと見「怖そうな人達だな、、、」と思ってしまいますが、私は日本一優しいバンドだと思ってます。

癖の強いスポンジボブみたいな声やな〜と思う方もいるかもしれませんが（だがそれが良い）

まあ、とにかく歌詞が良いので聴いてみてください。

個人的にグッとくる歌詞は曲の後半のここです。

「今おれがクソむかついてるのは　最低な政治家、その類じゃなくて

誰かを傷つけないと自分でいられない君　僕らは幸せになってもいいんだよ」

、、、なんて優しい歌詞なんでしょう。

この曲のように自分も、誰も置いてけぼりにしない優しさをいつも心に持っていたいなと思います。

どんなに辛い思い、酷い目にあったとしても、今からめちゃくちゃ幸せになってやりましょう。

このブログを書きながらそう自分に言い聞かせてます。

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