祝🌟就職者インタビュー

リセル布施 #お知らせ

皆さんこんにちは、リセル布施の榎本です🤹‍♂️

あっという間に９月です。

１年の３分の２が過ぎましたね。

皆さん夏の思い出はできたでしょうか。

また新しい季節が始まります🍁

良い時間をたくさん重ねていけると良いですね🙂

さて、今日は就職が決まられた方へのインタビューを紹介します。

今回お話ししてくださったのは、約１年間の訓練を経て就職を決められた30代男性Aさんです。

◆どのようなお仕事につかれるのですか？就職先はどんなところですか？

書類発送業務、データ入力、加工業務等の事務作業がメインとなる事務の仕事です。指導してくださる方が常にそばにいてくださるので安心できます。指示を受けながら作業を進め、困ったことがあれば相談に乗ってくれます。オフィスビルでの仕事なので設備は充実しており、仕事場からの見晴らしも良いです。

◆リセル布施に通うまでの経緯を教えてください。

リセル布施のチラシ見たことがきっかけです。その時は在籍中でしたし障害者手帳も持っていなかったため、利用することは考えていませんでした。でも、職場環境が合わないと日頃から思っていたこともあって、何となくチラシは持っていました。その後体調不良で退職したときに見学して利用することを決めました。

◆リセル布施に通おうと思った決め手はなんですか？

資格取得を応援してくれる制度があることや、必要な訓練ができること。通所日数が決まっていないので無理なく通えるところ。無料の昼食も魅力的でしたね。さまざまな面で就職活動をサポートしてくれるリセル布施は理想的だったんです。一人だと不規則な生活をしがちなので、決まった時間に通所することで規則正しい生活ができるのもいいなと思いました。体験もさせてもらいましたが、スタッフの方が皆さん優しくてリラックスできる環境だったので、通所を決めました。

◆ 約１年での卒業でしたが、どのような訓練を行っていましたか？

まずスタッフとの面談を通じて「ふとしたきっかけで気持ちが沈んでしまう」という自分の課題にあらためて気付きました。さらに掘り下げていくと、過去の経験から物事をネガティブに捉えてしまう癖がついていて、それがしんどさの原因だとわかりました。考え方を楽にするために認知行動療法を提案してもらい、約１年間取り組みました。また、自信をつけるためにも資格の取得を目指しました。その他、セミナーに毎回参加し、コミュニケーションスキルやビジネスマナー、軽作業を学びました。

◆リセル布施で印象に残っていることはどんなことですか？

利用の手続きをする時に、施設長自ら付き添ってサポートして頂いたことです。施設のトップの方が直々に利用者のために行動をされているところは他の支援機関ではあまり見なかったので驚きました。

◆実習へ行って、どう変わった？

特例子会社での働き方が最初はあまりイメージできませんでしたが、実際に体験することで雰囲気や仕事内容等を理解できました。

◆リセル布施で行っていたことで、活かされたことはなにかありますか？

認知行動療法に取り組んでいくうちに、嫌な出来事がずっと頭によぎるという事がかなり少なくなったように感じます。また、WordやExcelといった多くの企業で扱われるビジネスソフトの練習を毎日行うことでできることが増え、自信にもつながりました。何より自分の得意なこと、苦手なことが分かった事が一番の収穫かもしれません。

◆勤務開始に向けて意気込みを教えてください

正直に言うと、「自分に出来るのか？」「長く勤めれるのか？」という不安はまだ残っています。でも、リセルのスタッフの皆さんや家族からエールをもらいました。応援してくれている人がいてくれるということをあらためて実感し、頑張っていこうと思っています。

◆これからの抱負を教えてください。

自分は今まで、腰を据えて同じ企業に長く勤めるという事がなかなかできませんでした。これからは、「長期的に楽しく働ける自分」を作り上げていく事を目指していきたいと思います。

◆最後に訓練中の利用者さんへメッセージをお願いします

訓練や就活の途中で壁に当たってしまい、挫けそうになる事があるかもしれません。もしかしたら、訓練自体も嫌になって通所がつらくなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。でも、そんな悩みもスタッフさんは真摯に受け止めて次に繋がるアイディアを出してくれます。私の場合は、担当スタッフが物事の捉え方に対する改善方法を一緒に考えてくれたことによって、不安が溜まりやすかった日常生活が少しずつ良い方向に変わってきていると感じています。そのことが今回の就職に繋がったのだと思います。

課題は人それぞれだと思いますが、無理をせず一歩一歩毎日前に進むように、目標に向けて頑張ってください！